本当の理解とは

「理解」には、知的理解と情的理解があります。

知的理解はできても、情的に理解できなければ人間の理解はできません。

深いかかわりの人生を生きることもできません。

情的理解は、知的理解に比べてはるかに難しく、複雑です。

それは、教えられることよりも、自己で修得することが必要です。

修得の機会はいくらでもあります。

日常生活の中にも、あらゆる人と人とのかかわりの中に満ち満ちています。

それを学び取れるかどうかは、すべて自己の出方、自分の心の中にあります。

それはまた、人間とのかかわりを大事にすることであり、豊かな人生をもつことにもつながると思います。

しかし、そうしたかかわりにも限度がありますよね。

限度外のところは書物や人の話によって知る、あるいは推測するよりほかはありません。

若い間は、なおさらのこと・・・。

自分の経験の少なさ、精神的容量の乏しさに気づかなければなりません。

相手を理解しようとする前に、自分自身の理解をしておくことが必要でしょう。

「理解」という言葉は知っていても、理解できないでは困るのです。

理解できていないのに、理解できたように思っているのも困ったものです。

言葉に浮かされて、地に足が着いていない様子を見るのは悲しいことですよね。

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